ガラスをカットするときは、傷をつけて割るよう切断するため、どうしても切り口は鋭利な刃物のようになってしまいます。
枠に入れるなら、そのままでもかまいませんが、普通はエッジ加工を施します。
これは、糸面(いとめん)磨きと読みます。
「糸ぐらい細い面取りを行う」という意味です。
加工方法は、ガラスの切り口の上下の角を0.5mm程度面取りして小口も磨き、また、4隅の角も安全のために少し斜めにつぶします。
言葉だけでは、分かりにくいですよね。
そこで、弊社では糸面磨きを「角磨き仕上げ」と名づけました。
他社では、「ランクS」と呼んでいる会社もあります。多くは同じ加工です。
しかし、糸面磨きまで丁寧な仕上げは必要ない場合、上下の面の角を手切れ防止のためにつぶす(バリ取り)方法もあります