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自分で、ガラスと鏡をニャンとかする方法

6. ガラス加工の考え方Ⅱ 
「製造誤差のクレームにクレーム」

ガラス加工の考え方Ⅱ 四コマ漫画
ガラス加工には製造誤差がたくさんあります

日々お客様とガラスの加工について、お打ち合わせさせていただく中で、お客様と我々との間の誤差についての認識に、大きな開きがあることを感じます。

特に普段、機械加工や工業製図をされている方は、製造誤差を0.1mm単位で御希望されるのですが、残念ながら金属や木材に比べてガラスの加工はそこまで高精度に作れません。
ガラスの場合誤差は1mmから2mm程度いただくことになります。
金属や木材は極々薄く削ることが簡単ですが、ガラスは硬くもろいために微調整が困難です。

なぜ誤差が生まれるの?

ガラスを切断するときはまず傷をつけて割るようにカットするします。
この際にクリアに割れればいいのですが、特に厚いガラスを切断するときに断面が斜めに割れることがよくあります。

断面が斜めに割れる

また、ハマグリの殻のような小さな欠けが出来ることもあります。

ハマグリ欠け

こんなことになれば0.1mmの誤差しかなければ、何回もやり直しなってしまいます。

高精度にガラスを仕上げる為には数度のやり直しの為の作業時間と材料代がかかってしまいます。
つまり精度に比例してコストが上がることになるのです。

当店で特にご指定のない場合の製作誤差は以下の通りいただきます。

ガラスの厚さが1mm厚~5mm厚の場合は±1.0mm
ガラスの厚さが6mm厚~8mm厚の場合は±1.5mm
ガラスの厚さが10mm厚~12mm厚の場合は±2.0mm

これ以上の精度がどうしても必要な特殊な御依頼の場合は、別途お見積させていただきますので、以下のリンクからお問い合わせください。

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