- 取付実験
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<実験素材>
・硝子板(200×400×厚5mm約1kg)鏡の代わりに見やすいように透明ガラスを用いました
・テープ(90×90×厚3)
・重り(2Lペットボトル)2kg換算×3本=6Kg
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<実験結果>
~下地コンクリートにペンキ仕上げの場合~
テープ2枚で3日間(72時間)放置しましたが、落下しませんでした。
テープ1枚で3.5kgに充分耐えることが分かりました
仮に取り付ける鏡が、縦1800㎜横900㎜厚さ5㎜の大きさの場合、重量は20kgなので、理論上は、こちらのテープを6枚使って接着することが可能です。
ただし、古いペンキが浮いていたり、こすって取れたりする場合、十分な下地処理が必要となります。
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~下地クロスの場合~
こちらのテープを2枚で接着したところすぐに落下しました。
そこで次に3枚に増やして接着したところ3日間(72時間)落下しませんでした。
この結果から、取り付ける鏡が縦1800㎜横900㎜厚さ5㎜の場合、6枚では危険で、10枚なら大丈夫ということがわかりました。
実際、施工のときは、クロスの表面をはがしたほうがよく接着するとされていますが、この結果から特にクロスをはがさなくても接着力は十分保たれました。
ただし、明らかにはがれそうに浮いているような古いクロスは、めくったほうが無難です。
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~屋外凹凸のあるサイディング~
耐水性の実験のため、雨の日も含めてテープ2枚で1週間放置しましたが、取れませんでした。
浴室内のタイルに貼る場合でも十分な接着力が期待できます。
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~ご注意いただく点~
今回の実験から、こちらのテープだけでも高い接着力があることがお分かりいただけたかと思いますが、こちらのテープ以上に接着剤は強力です。
こちらのテープは接着剤が固まるまでの短期間の接着用と考えていただき、長期的な取り付けには、接着剤や金具との併用をお勧めします。
特にクロスの場合、細かい凹凸があると平らな素材よりも接着力が落ちることがありますので注意が必要です。